事件があったことを逆手にしているような逞しいペヤングのこと

四角い顔の自粛と大復活

ペヤングといえば、異物混入事件で製造自粛、Twitterで真偽定かでないものもあわせて混入画像が流されながらも、ネットを中心にペヤング愛好家からの熱いラブコール。 そして2015年に復活という経緯は記憶に新しいと思います。 ところで、以前どこかで、ペヤングの名前の由来を調べたことがあります。 「Pair」 と「young」を組み合わせて「Pairyoung」という造語にしているって知ってましたか？つまり、若者が仲良くペアで食べてねってことらしいです。お金がない学生がアパートですすってるイメージが強いひとにとっては、ほ～！となりませんか。製造元のマルカさんには、そんな想いがあったんですね。   そんなペヤングも、異物混入以降、むしろ売り上げが伸びているというから奇跡的。事件になってもこれだけ復活した食品で、他に類をみないでしょう。発覚後の素早い自粛対応と、愛好家による「1回の過ちに対する許し」が、ネットを中心に広まったのが幸いしているのだと思います。   ただ、自粛時にAmazonなどネットショップでは、在庫を法外な価格で販売しており、その非難コメントが何故かペヤングに降りかかる2次災害はうけてますね。。 これは人気商品にはいつもあるもので、「ゆかりペンスタイル」でも全く同じ現象が起こって、非難コメントで沸いてました。高騰は「ゆかり」の三島食品さんには関係ないと思いますが、まあ非難は有名税みたいなものと思って、本業できっちりいいものを出し続けて信頼してもらうしかないのでしょうね。   今回の大復活は、「1回の過ちに対する許し」が受け入れられただけなので、次は無いと思って製造管理を徹底していただきたいところですよね。激辛ペヤングにはまっていたこともあるので、愛情をもって眺めてようと思います。  

主力商品は個性派ぞろい

ではここからは、ペヤングの主力商品たちを紹介します。

ペヤング　やきそば

120g いつものあの味。あの焼きそば。食べやすくて、万人が食べられる味。 もう二度と混入なんかしないと信じてます！ 参考リンク  

ペヤング　超大盛やきそば

237g コンビニではもはや定番の「若者のミカタ」 通常のペヤングが単純に2個入ってます。なのに198円と、通常のペヤングと大差ない金額というコストパフォーマンスを実現しています。高級カップ麺を買うより、こっちを選ぶがっつり派も多いのでは。僕もお腹が空いたらたまに食べてます。 参考リンク

ペヤング　激辛やきそば

118g とにかく辛い！間違いなくシリーズ最強の辛さ。口に入れるほどに、辛さが痛さに変わる感覚。 激辛カレー、らーめんが好きなひとはあっさりいける。辛いもの大好きなひとにはおすすめです。本当に辛いもの食べてる！！という実感が持てるので、辛党の僕はいっとき毎日食べてました。 参考リンク  

ペヤング　激辛カレーやきそば

117g カレー味？というぐらいカレー感が薄い。そして激辛とうたっている割りには辛さも物足りないです。 赤いペヤングに食べつけている人は確実に物足りない。 程よく辛い焼きそばを食べたいひとにはちょうど良いでしょう。個人的には、やっぱりもうちょっとカレー味がガツンとくるのを期待してしまいます。 参考リンク  

ペヤング　やきそば　にんにくMAX

114g にんにくがなかなか効いてる、焼きそばです。 普段かららーめんや焼肉でにんにくをたっぷり食べてる人には物足りないですが、確実に仕事の前には食べない方がいいと思いまよ。味はまあまあ美味しいです。にんにく好きさんは一度は食べてください。 参考リンク  

ペヨング　やきそば

106g まさかのおふざけ感満載のペヤング少量版。ヨン様とかジオングとか思い浮かんでしまうネーミング。 なんだか結構売れてるみたいですよ。単に少量ニーズに合ったというだけではなくて、こういうジョークみたいな商品てネット民は好きですからすぐに反応します。 ことに「あの混入事件のペヤング」といういわく付きですし。 混入のときにネットで画像を流され、そして救われもした「口コミ」の体験から、ネット口コミを逆手にとる方法を知ってしまったのではないかな？僕にはこのペヨング、そんな戦略商品にみえます。 参考リンク   この他にも、期間限定で日本そばバージョンなど、発売していましたよね。むかしはプレーンしか無かったイメージだけど、近年ほんとにチャレンジャーだと思います。今まで「UFO派！」といういうひとも、いちどいろんな味のペヤングを試してみてはいかがでしょう。それでは！