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英語などの単語を簡単に翻訳してくれる海外旅行の強力な助っ人!【imisiru(イミシル)】

公開日: : 最終更新日:2018/01/29 ガジェット, 家電, カメラ , , , , , ,

まったく新しい使用感をもった翻訳機

imisiru(イミシル)は、簡単に説明すると、文字として印刷された単語を写真撮影して翻訳してくれる機械です。キングジムから発表されてから、面白そうだと注目していました。翻訳できる言語は英語、中国語、韓国語です。また国語辞書も入っており、日本語の意味も検索できるようです。操作も極めて単純化されており、単語を撮影するだけで翻訳された単語が表示されるようです。これまで印刷文字を翻訳させる手軽な機械は無かったように思いますので、なかなか画期的だと思います。
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でもスマホもあるし、、、と思いますが、差別化としては「通信しないこと」が挙げられます。スマホも例えばGoogleから印刷文字を翻訳してくれるアプリを出していますが、通信が必要です。例えば地下のレストランや、地下鉄など通信が途切れてしまうシーンで翻訳をしたいときに使える強みがあると思います。 02 またこの機械のポイントは、正確性と表示の速さだと思いますので、それぞれについて分析してみました。発売前ですのであくまでわかる範囲になることをご了承ください。

正確性

こういった、テキスト文字をデータとして認識させるのは、OCRという機器、ソフトウェアで実現しています。いまでは家庭用のスキャナなどにも採用され、ひろく普及していますので、かなり精度が上がっています。イミシルは写真でいったん撮影した画像をOCRでデータ認識させる手法をとっていますので、肝になるのは画像の解像度です。仕様では30万画素なので、風景などを撮影するには低レベルな解像度ですが、文字を認識するためなら十分と言えます。 正確に認識させるポイントとして考えられるのは、手書きでないこと、細かすぎない文字サイズで、白背景に黒文字などがあげられそうです。逆に、手書きの筆記体、小さすぎる文字、黒背景にグレーの文字のような人間でも読みづらいものは、正確に認識できないことが予想されます。   Amazonでチェック amazon_banner

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表示の速さ

表示の速さを決めるのは、撮影(保存)速度、認識・変換・表示速度に分けられます。撮影速度は現在のデジタルカメラの速度に準ずると思って良さそうだし、解像度が30万画素と非常に軽くなっているため期待できそうです。その画像をOCRが認識・変換・表示する速度は、OCRの性能とメモリの容量などが関係しますが、詳細なデータは現在見つかりません。が、動画での表示を見る限り、スムーズに表示できていると感じますので問題ないようですね。 なおこちらが参考になる動画なので参照してみてください。 ワードリーダー「イミシル」製品紹介  

使用シーンは?

僕が使うとしたら、仕事で英文のメールのやり取りがあるときに使えるかなと思います。メールなら白背景だし文字サイズも大きいので確実に認識してくれると思います。ただメールならGoogleなどで全文翻訳に掛けた方が早いかも?とも思いますし、PCがあるならPCで単語検索もできるので、あまり有効ではないかのかなあ(苦笑)前述したように、通信できない場面での翻訳と割り切ればいいと思います。 まあそう考えるとやはり、使うシーンは限られてきそうです。でもはまると強烈に使える、「化けアイテム」だと思います。こんな使うシーンを考えてみました。 ・レストランのメニューが読めないとき ・交通機関の表記が読めないとき ・海外でwifiをレンタルできず通信環境が持てなかったとき ★ここが結構ありがちなので、バッグに1個入れておくだけで安心感が得られる気がします。   00000003326822_A01

気になる点はやはり・・・

気になるのは、12,000円という価格ですね。できることが、「単語の翻訳しかできない」だけとみるか、「簡単に単語が翻訳できる」と取るかで、大きく分かれるところでしょう。 例えば、受験生が買うものとしては高い。これならもっと沢山の辞書が入った電子辞書が買えます。キングジムの紹介をみる限り、「海外のメニュー表記を即座に翻訳」を前面に押し出しているので、国内での万人受けを狙った製品ではないのは間違いないので、メーカーとしては正しい価格設定なのかもしれませんね。  

まとめ

はじめての操作感、画期的な製品を次々と発売するキングジム。イミシルも今後、ドイツ語やスペイン語など、欧州言語にも対応していけば、もっと使えるものになっていく予感がしますね。  

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