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ロボの発展の過程で家庭用ペッパー【Pepper】の位置づけとは?

公開日: : 最終更新日:2018/01/16 ガジェット, アニメ・ゲーム, 家電 , ,

まずは「家庭用ペッパー」について簡単にまとめてみた

  • 価格は198,000円(税抜)。一般家庭で入手できる価格設定。
  • 体長121センチ、重さ29キロ。
  • 声や声色から感情を判断して会話する。
  • wifiでネットに繋がり自分で調べ提示する。
  • ソフトバンクは「自らの感情を持つ」と表現している。
  • 基本料金3年間14,800円が必須。
  • 修理などのサポート契約で月9,800円を強く勧められる。
  • 事業統括はソフトバンクロボティクス。
  • 2015年6月から1,000台限定で予約生産し、以降は売れ行きで生産量を決める。
  • 多数のデベロッパーが開発に乗り出し独自進化していく可能性を秘めている。
  • 先行した店頭ペッパーは10分で人を楽しませることに重点を置き、冗談を言ったりロボダンスが中心。それに対し家庭ペッパーは、日々の暮らしに溶け込むことに重点が置かれているため「別人」。
  • 入手しやすい、ネット接続して情報提供するコミュニケーションロボの先駆けといえる。(ランニングコストはお高いようだが)
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SFロボと現実ロボの境目

僕たちがSFのロボに期待している姿はいくつかあります。
大別するとこんな感じではないでしょうか。

 
  1. 意思を持たない戦闘ロボ(例:ガンダム、マクロス)
  2. 意思を感じさせたり成長する戦闘ロボ(例:エヴァンゲリオン、トランスフォーマー)
  3. 人間と生活し協力、改善してくれるロボ(例:ドラえもん、鉄腕アトム、スターウォーズ)
  4. 人間と同じ容姿、思考を持ち生活したり戦ういわゆるサイボーグ(例:スペースコブラ)
 

1番から徐々に人間に近づいているように並べてみました。宇宙の謎の機械生命体とかは人間側の存在では無いので省いています。4番はもはやロボの域を出ていますが、最も人間寄りのロボという位置づけです。作品によっては設定がまたがる部分もあり完全な区分はできませんが、意思(心)を持つか持たないかということと、持つ場合の程度に大きな境目があると感じます。

さて、21世紀に実際に開発されているロボはというと、こんな大別ができました。

 
  1. 調査や人間の行動サポートに比重を置くもの(例:宇宙作業用ロボ)
  2. 人間とのコミュニケーションツールとしていわゆる「癒し」に比重を置くもの(例:AIBO)
  3. いかに心を持たせるか(感じさせるか)に比重を置くもの
 

3の例はまだ代表と言えるものは存在しない開発途上といえます。
様々な製品や開発されたものを追っていくと、3の開発の過程で、または完全に機能特化して、2が開発されるようになったと言えそうです。

 

ペッパーはまだドラえもんを目指さない

ペッパーは前述でいう2から3への進化の過程といえますが、まだ「癒し」に特化しています。自発的に何かを提案するという機能をあえて省いているようです。以下はソフトバンクロボティクスの開発者インタビューからの引用です。

「僕たちはペットにも家族にも、機能性を要求しているわけではない。ペットの場合、世話によって自分を必要としてくれることや、”お手”をしてくれること、そんな部分に癒しや存在価値を感じている。何かの機能を代替するのではなく、ペッパーにしかできないことをやっていこうと考えた」(引用:東洋経済 http://toyokeizai.net/articles/-/74275?page=2)

人間だって提案型か否かで仕事のデキが変わるぐらい、提案型かどうかの違いは大きいですね。提案力の差とは技術や心の成長の差ともいえます。提案型のロボは技術的にまだ浅く、陳腐に陥るかもしれません。それでもペッパーは自らネットに繋がり情報を提供し、意思表示をします。癒しに重点を置いているとはいえ、AIBOのそれとは明らかに異なり、「心」にじわじわと寄っているのは明らかです。産業技術は戦争によって発展を遂げたという歴史の事実がありますが、ロボもそうなってしまうのかどうか。SFロボの歴史をそのままたどってしまうのかどうか。今後ペッパーに続く人間型ロボは是非、平和に発展を遂げるよう期待したいところですね。

ちなみに、ペッパーは流石に買えませんが、こちらはペッパー型のペン。かわいい。
画像から購入サイトにリンクしてますので興味湧いたらどうぞ。

61VX7lv+xGL._SL1500_

 

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